2011年に集英社から『江戸っ子の意地』を刊行しました。

2011年に集英社から『江戸っ子の意地』を刊行しました。ご関心のある方はお買い求めください。http://shinsho.shueisha.co.jp/kikan/0592-d/

【内容】
徳川幕府が倒れた明治維新。それは、時代劇でお馴染みの与力や同心たちなど、大量の徳川家家臣=幕臣たちの失業を意味した。しかし彼らは、そのまま負け組として消えてしまったわけではない。新政府への反骨を胸に秘めながら、政界、言論界、実業界などで多くの「元幕臣」たちが頭角を現し、日本の近代化を下支えしていく。そして明治中期には、自分たちを育んだ「江戸」を後世へ伝える活動を立ち上げるのだ。
 薩摩・長州藩を主役とする従来の歴史叙述では描かれることのない、新たな幕末維新史。